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来年1月の「1・17のつどい」で使用する「紙灯籠」の見本=20日午後、神戸市役所
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来年1月の「1・17のつどい」で使用する「紙灯籠」の見本=20日午後、神戸市役所

 来年1月17日に神戸市中央区の東遊園地で開く阪神・淡路大震災の追悼行事「1・17のつどい」で、実行委員会は20日、紙とキャンドルで作る「紙灯籠」を導入すると発表した。鎮魂の象徴として並べられる約5千本の竹灯籠が、新型コロナウイルスの影響で例年通りの本数が集まらないため。実行委は紙灯籠に記すメッセージを広く募り、新たなともしびの形を目指す。

 つどいでは竹灯籠で「1995 1・17」や文字をかたどり、遺族らが犠牲者を悼む場として定着している。関西圏の市民団体などが竹を切り出して提供してきたが、今年はコロナの影響で作業ができていない団体が多く、確保できる本数は約2千本と例年の半分以下に激減する見込みという。

 そこで実行委は2014年の広島土砂災害の被災地で活用されている紙灯籠に着目。ラミネート加工したA4用紙を筒状に丸め、キャンドルにかぶせて灯籠を作る手法だ。紙に燃え移らず多少の風でも消えにくいという。

 竹灯籠は一度使用すると割れやすく再利用が困難な一方、紙灯籠は繰り返し使えるメリットもあるといい、実行委員長の藤本真一さんは「他の被災地の追悼行事でも提供でき、希望をつなぐバトンの役割が期待できる」とする。紙にしたためるメッセージやイラストを募るため、12月上旬にも応募方法を発表する。

 藤本さんは「子どもにも取り組みやすく、当日のつどいに足を運べない人も思いを届けられるはず。震災を語り継ぐ新たな形として育てたい」と話している。(金 旻革)

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