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丹波豪雨

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治山ダムの工事が続く丹波豪雨被災地。今も自宅に戻れず、仮住まいで生活する被災者がいる=丹波市市島町上竹田
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治山ダムの工事が続く丹波豪雨被災地。今も自宅に戻れず、仮住まいで生活する被災者がいる=丹波市市島町上竹田

治山ダムの工事が続く丹波豪雨被災地。今も自宅に戻れず、仮住まいで生活する被災者がいる=丹波市市島町上竹田

治山ダムの工事が続く丹波豪雨被災地。今も自宅に戻れず、仮住まいで生活する被災者がいる=丹波市市島町上竹田

 丹波市市島町周辺が甚大な土砂災害に見舞われた丹波豪雨から17日で1年。国道や河川の復旧工事は進むが、いまだ仮住まいでの生活が続く住民もいる。自宅にようやく戻った人も近くの山は治山ダム工事の途中で、台風シーズンの本格化を前に不安を抱えている。

(藤本淑子)

 市営住宅などの空き室を充てた一時入居住宅には、最大時で44世帯123人(昨年9月)が入居していたが転居が進み、今年7月末時点では16世帯49人。

 同町上鴨阪の角木慎典さん(32)は、妻や小学生の子ども3人と7月まで一時入居住宅にいた。自宅に直接被害はなかったが崩れた山に近く、現在も自宅周辺は治山ダム工事が続く。市からは「できれば本年度末まで一時入居住宅にいてほしい」と言われた。

 自宅は6年ほど前に新築したばかりで、ローンを払いながらの避難生活。光熱費は二重にかかり、子どもたちはストレスで体調を崩すことが増え、帰宅を決めた。

 「周辺の様子を見れば不安は消えないが、やはり自宅はほっとする」。家族で避難訓練をしたり、寝室を1階から2階に変えたりして備える。

 丹波市市島町の女性(70)は自宅が全壊。40代の息子と、自宅から車で20分ほどの市営住宅に身を寄せる。

 元の地域に戻りたいが、再び災害が起こるのではと、山が近い自宅跡への再建にはなかなか踏み出せない。空き家を探したが、2人暮らしには広すぎる。

 市から示された入居期限は9月30日。必要があれば延長されるというが、まだ市から延長許可を知らせる連絡はない。

 「いつか出ていかなあかんと思うと毎日不安。ここにいても心は休まらない」。暮らし再建のめどは立たない。

【丹波豪雨災害】 昨年8月16日夜から17日未明、丹波市や京都府福知山市が豪雨に襲われ、丹波市市島町北岡本の雨量は17日午前1時からの3時間で176ミリを観測した。市内256カ所で土砂災害が発生。1人が死亡、4人が重軽傷を負った。人家被害は全壊18棟、大規模半壊9棟、半壊42棟、一部損壊1棟、床上・床下浸水953棟に上った。

2015/8/11

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