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島内産の食材を使った缶詰や瓶詰を販売する角田大和さん=南あわじ市
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島内産の食材を使った缶詰や瓶詰を販売する角田大和さん=南あわじ市

 兵庫県丹波篠山市で飲食店を営んだ後、昨年1月に淡路島へ移住した料理人の角田大和さん(32)=同県洲本市=が、余って廃棄される野菜や果物を使ったソースなどの缶詰を販売する通販サイト「YOKACYORO FOOD BASE(よかちょろフードベース)」を立ち上げ、島内のフードロスをなくそうと奮闘している。(吉田みなみ)

 角田さんは広島県出身。2013年から知人が営むレストランで働き、15年に独立。減農薬や自然栽培で育てた野菜を使った料理を振る舞ってきた。

 仕入れ先の多くが、少人数で多品種を扱う小規模農家だった。小規模農家は天候などで収穫高が変動した際の卸先探しが難しいという。豊作を理由に値を下げられたり、卸先が見つからず廃棄したりして肩を落とす姿に、角田さんは「野菜や果物を旬の時期に収穫・加工し、適正価格で販売できないか」と考えるようになったという。

 18年に食材のおいしさに引かれて淡路島への移住を決意し、新たに飲食店と缶詰加工所を構えようと準備してきた。コロナ禍で飲食店を開くめどが立たず、先に加工所から取り掛かることに。同県南あわじ市の食品加工場の一部を借り、自然栽培に取り組む農家から食材を集めた。

 扱うのは、缶詰や瓶詰など約20種。未収穫のまま廃棄することもあった島内のオリーブを使った塩漬け(税抜き720円)や、間引いた温州ミカンを使ったホットソース(同720円)などを作った。

 地域活動にも参加。地元の人の地域愛に触れ、同地区の祭礼団員が手掛ける日本酒に合うよう、イノシシ肉や酒かすなどを加工したおつまみ缶(同千円)も作った。角田さんは「これからも地域性や食材そのものの味を生かした缶詰を作っていきたい」と力を込める。

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