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新型インフルエンザが流行した11年前に購入し、残っていたマスク=南あわじ市役所
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新型インフルエンザが流行した11年前に購入し、残っていたマスク=南あわじ市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大で、市中で手に入らなくなっているマスク。淡路島(兵庫県)内3市の備蓄状況を取材したところ、現時点で淡路市には寄付で約5万枚、南あわじ市には約11年前の新型インフルエンザ流行時の残りも含めて約1万3500枚、洲本市には買い置き分の500枚があった。平時から備蓄していたのは南あわじ市だけだった。今回の感染拡大を教訓に、市でもマスクの備蓄が必要か検討が進みそうだ。(高田康夫、赤松沙和)

 南あわじ市では危機管理課に1万枚程度が備蓄されていたが、その枚数の根拠などははっきりしない。それ以外に、健康課には2009年に新型インフルエンザの感染が県内で広がった際に購入し、使わなかった約5千枚が眠っていた。

 市はすでに計1450枚を、学童保育の職員や保育所の給食調理員、学校保健室の職員に配布。「職員が感染していても市民にうつさないように」と、総合窓口センターや確定申告の窓口担当で、マスクが手に入らない職員にも渡しているという。

 残りは約1万3500枚で、市民から配布の要望も上がっているが、健康課は「配れても3人に1枚。それなら今後、高齢者施設などで感染者が出た際、まとまった枚数を配りたい」とする。

 淡路市には現時点で寄付によるマスク5万枚が備蓄されている。危機管理課によると、同市では新型コロナの感染拡大問題が発生するまでマスクを備蓄していなかったが、1月下旬に匿名の2者から、2万枚と5万枚の寄付が同市にあったという。

 同市は、うち2万枚を姉妹都市の中国浙江省義烏市に救援物資として送付。残る5万枚はまだ配布しておらず、同課は「国も順次マスクを各地に届けており、動向を見ながらどうするか検討する」としている。

 一方、洲本市では、市としての備蓄はなく、健康増進課に買い置きした約500枚があるだけ。感染拡大を受けて、同課職員が乳児検診や新生児訪問などの業務に使用しており、ほかの職員には配布していない。

 公立保育所や認定こども園、幼稚園などに配布するマスク約4万枚を発注しているが、いつ届くのか分からない。担当者は「今後、備蓄を検討する可能性もあるが、今はどこも品薄ですぐには手に入らない」とした。

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