明石

  • 印刷
2年ぶりに公開した布団太鼓を担ぐ王子布団太鼓保存会のメンバーら=明石市西新町3
拡大
2年ぶりに公開した布団太鼓を担ぐ王子布団太鼓保存会のメンバーら=明石市西新町3
力強く布団太鼓を差し上げる氏子ら=明石市大久保町江井島
拡大
力強く布団太鼓を差し上げる氏子ら=明石市大久保町江井島

 新型コロナウイルスの影響で秋祭りが2年連続で中止となった兵庫県明石市王子地区と同市大久保町江井島の東嶋地区で17日、布団太鼓の展示が行われた。秋晴れの空の下、氏子たちが太鼓を打ち鳴らしたり、布団太鼓を担ぎ上げたりして秋祭りの雰囲気を味わった。(川崎恵莉子)

 王子地区では、住民でつくる王子布団太鼓保存会が山陽電鉄の西新町駅前で布団太鼓を展示した。同地区の布団太鼓は2014年に二見町東二見の仲の町地区から譲り受け、同会が祭りで用いている。

 昨年は新型コロナの感染拡大で全ての活動を自粛したが、秋祭りの伝統と技術を次代へ継承するため、2年ぶりに布団太鼓を公開することに決めた。

 この日は、同会のメンバーが太鼓蔵で装飾品の結び方などを確認しながら布団太鼓を組み立て、駅前の広場まで運んだ。太鼓の音を聞きつけた住民たちが続々と駅前に集まると、布団太鼓を担いだり、記念撮影をしたりした。

 同会の藤本庸文会長(72)は「展示することで『今日は秋祭りの日なんだ』と一人でも多くの住民に意識してもらえたらうれしい。来年こそはぜひとも開催したい」と話した。

 東嶋地区の秋祭りは毎年、東江井、西江井地区と合同で催している。今年もコロナの影響で秋祭りが中止となったため、昨年と同じく青年団が中心となって地域に呼び掛け、東嶋住吉神社の境内で布団太鼓を展示した。

 前日に布団太鼓を組み立て、午前9時から神事を執り行った。9月に新調した台車のお披露目もあり、実際に布団太鼓を台車に載せて走らせ、車輪の回り具合を確かめた。

 最後は法被姿の氏子ら約40人が布団太鼓を担いで境内を練り歩き、掛け声に合わせて空に高く差し上げた。青年団の大内佑馬さん(30)は「法被をたくさんこしらえたので、来年は例年以上に人を集めて盛大にやりたい」と意気込む。

 東島自治会の佐藤公彦会長(69)は「小さい頃から秋祭りの太鼓の音を聞いて育ってきた。また街ににぎやかな音が響くように願っている」と話した。

明石
明石の最新
もっと見る
 

天気(11月28日)

  • 14℃
  • ---℃
  • 0%

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

  • 15℃
  • ---℃
  • 0%

  • 14℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ