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緊急事態宣言の解除を受け、開店準備に忙しいアイリッシュバーのオーナー=明石市相生町2
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緊急事態宣言の解除を受け、開店準備に忙しいアイリッシュバーのオーナー=明石市相生町2

 兵庫県の新型コロナウイルス緊急事態宣言が1日、解除され、明石市内でも県の認証を受けた飲食店が酒類の提供を約2カ月ぶりに解禁した。待ちわびた客に笑顔が広がる一方、深夜帯に営業できないバーの店主は表情を曇らせ、カラオケ設備付き飲食店の扉は閉まったまま。「ウィズコロナ」を見据えた経営方針で新規開業した店もあるが、明かりが戻った「夜の街」がにぎわいを取り戻す道のりはまだ遠そうだ。

 アルコール類の売り上げが8割を占めるため、休業を続けていたアイリッシュバー「MURPHY’S(マーフィーズ)」(同市相生町2)。1日、営業を再開した。

 オーナーのデイビッド・コフィーさん(55)は「店が一番忙しいのは、2次会の客が訪れる午後9時から深夜。うちに活気が戻るのはまだ先になりそう」。21日まで続く時短営業に厳しい表情。以前は4種類のビールを扱っていたが、たる買いでは採算が取れず2種類に絞った。「時短の解消に期待するしかない」

 焼き鳥店「燈乃鶏(ひのとり)」(同市鍛治屋町)は9月28日にオープン。コロナ禍以前から開業準備を進めていたが、感染拡大で経営方針を大幅に修正。座席をわずか10席に絞り、夜は高級志向のコースのみとした。

 「コロナ禍が続く中で外食の機会は増えない。一度で上質な時間を提供したい」と自信をのぞかせる代表の清水愛子さん(30)。再び酒類提供が制限されることも想定し、独自ブレンドのウーロン茶や自家製のフルーツジュースなどドリンクメニューを充実させた。「コロナでお酒から遠ざかった人も多い。『焼き鳥といえばお酒』が当たり前ではなくなるかも」と話す。

 宣言期間中、市内の感染者数は8月20~31日の計約500人をピークに、9月からは減少傾向に。8月20日に31%だったワクチンの2回目接種率は、9月30日に44%まで上がった。

 日々の暮らしも、少しずつ以前の日常が戻る。市民会館(同市中崎1)と西部市民会館(同市魚住町中尾)の閉館時間は、通常通りの午後10時に。市教育委員会によると、小中学校で県外への修学旅行が可能になり、8月末から原則休止だった中学校の部活動が平日約2時間、土日曜のいずれか1日で認められる。授業も対面形式のグループワークや合唱などが徐々に再開する見込み。(まとめ・小西隆久)

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