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 「写真にある二つの案内標識をよく見てください」-。神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に、兵庫県明石市で働く60代男性から情報が寄せられた。写真にある道路の標識はそれぞれ「明石駅1・9km」、「明石駅1km」と表示。問題はこの二つの間がわずか50メートルほどしか離れていないということだ。50メートル進めば駅までの距離が900メートル縮む? 早速現地に足を運んだ。(有冨晴貴)

 標識があるのは、同市荷山町の県道366号沿い。神姫バスの停留所「明石高校前」の約10メートル南にある表示は明石駅まで「1・9km」=図中【1】。そこから交差点を挟んで約50メートル南の場所にある表示は同駅まで「1km」=図中【2】=とある。

 持っていたスマホのアプリで駅までの距離を計測すると、いずれも約2キロ。「1km」の方は実態とかけ離れているようだ。

 市道路総務課に理由を尋ねると「一つは市、もう一つは県が設置した。表示の距離が異なる理由は分からない」。【2】は県の標識だったため、明石市の道路事業などを担当する県の明石街づくり対策室(同市中崎1)に話を聞いた。

 担当者は資料が見当たらず、断言しかねるとした上で「恐らく小数点以下を切り捨てたのでは」。現在の県の指針では距離1キロ未満なら「0・9km」と小数点第1位までを、1キロ以上なら小数点以下を四捨五入して1の位までを表示する。

 今回の場合、指針に従えば「1・9km」の南に「2km」と示す標識が立ち、近づくはずの明石駅が逆に100メートル遠ざかる。同室の担当者は「現状でも距離が実態と異なるのに、改修で余計にややこしくなるのも…」と頭を抱えた。

 情報提供者の男性は「これだけ近距離にあるのに、後から設置した方は違和感を感じなかったのだろうか」と話していた。

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