明石

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タクシーの中に消毒液の霧が広がる=神戸市西区玉津町出合
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タクシーの中に消毒液の霧が広がる=神戸市西区玉津町出合
バスの車内に取り付けられた加湿器=神戸市西区玉津町出合
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バスの車内に取り付けられた加湿器=神戸市西区玉津町出合

 密閉された空間で人を送迎するタクシーやバス。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える人が増え、利用客も激減している。客の不安を少しでも和らげようと、タクシー業界はさまざまな取り組みを進めている。

 タクシーの車内に置かれた加湿器から消毒液の霧が噴き出し、車内を包んでいく。

 兵庫県の明石や神戸でタクシー会社を運営する「AM無線グループ」は9日から、全99台のタクシーに超音波加湿器を設置。強力な除菌消臭力を持つ次亜塩素酸水を入れ、車内を殺菌状態にする取り組みを始めた。

 同グループでもタクシーは2~3割、バスは4割ほど利用者が減っているという。タクシーの車内は客と運転手の距離が近く、バスも密閉された空間に多くの人が集まる。利用に不安を感じる人も多く、事前に「運転手はマスクをしていますか」と問い合わせを受けたこともあった。

 「高齢の運転手も多く、感染したら危険。運転手の安全がお客さまの安全にもつながる」と同グループ代表の松岡睦生さん(56)。

 同グループが運行する「たこバス」への取り付けも11日から始めた。タクシーの加湿器より、一回り大きいサイズだ。

 利用客からは「安心した」と好評で、運転手の消毒への意識もさらに高まったという。

 同グループの明石タクシーに勤める男性(71)は「お客さまにも喜んでもらい、運転手としても安心できる」と話す。

 一方、多くの機器があるバスやタクシーの車内で消毒液を噴射すると、さびなどの不安もあったという。「感染者を減らすことは公共交通機関の使命。出たらどうしようではなく、どう予防するかを考えることが大切」と松岡さんは話す。(長沢伸一)

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