
明石に春が来た-。6日に解禁されたイカナゴのシンコ(稚魚)漁。魚の棚商店街(兵庫県明石市本町1)の鮮魚店には、市内の漁港などで水揚げされた春の味覚を求めて県内外の人たちが朝早くから行列をつくり、活気があふれた。

瀬戸内に春を告げるイカナゴのシンコ(稚魚)漁が6日、大阪湾と播磨灘で解禁された。5年連続の不漁予報の中、水揚げゼロの港があった昨年よりやや復調。漁業者らは「少しは漁ができそう」と胸をなで下ろした。

3月末で閉校する明石市医師会准看護高等専修学校(兵庫県明石市鷹匠町)で4日、最後の卒業式があった。2年間の教育課程を終えた50回生の男女24人が、半世紀を刻んだ同校の歴史と伝統を胸に巣立った。
