神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 659 回1月 の入賞者

※応募総数 419点

一席

一席

『火の粉散らして 』

河合正雄

加西市上万願寺町の東光寺(1月8日)

たいまつを持った赤鬼の表情としぐさが想像力をかき立てます。狂言の一こまを見ているような味わいがあります。(キヤノンEOS5DマークⅢ 70~200ミリ f2・8 60分の1秒)

二席

二席

『成人の日 』

片山昭子

明石市の美容室(1月12日)

成人式に出席する支度を終えた娘さんの表情が輝いています。周囲を明るくさせた瞬間を逃しませんでした。(キヤノンEOSKissx7i 18~55ミリ f4・5 60分の1秒)

三席

三席

『共生の難しさ 』

見満雄二

たつの市龍野町の龍野公園(1月18日)

近年シカの食害は実に深刻で、山によると希少な植物も食い尽くされています。地域のテーマにレンズを向ける姿勢がすばらしい。(ニコンD3 80~200ミリ f8 1600分の1秒)

佳作

佳作

『書道ガールズ 』

森口正基

岡山市のイオンモール岡山(1月11日)

高校生の書道パフォーマンスの一瞬です。広い舞台上の動きを上手に切り取っています。(ソニーサイバーショットDSC―RX10M4 f4 100分の1秒)

佳作

『わずかなリラックスタイム 』

川井幸重

加古川市の加古川河川敷(1月12日)

出初め式に参加する直前の風景。法被姿の消防団員で画面を埋めた構成力が見事です。(EOS7DマークⅡ 18~200ミリ f8 250分の1秒)

準佳作

準佳作

『初稽古 』

本松義章

姫路市白浜町の白浜海岸(1月1日)

少年マンガの1シーンを思わせる斬新な構図。一年の計を表しているようですね。(ソニーα7RⅢ 100~400ミリ f8 250分の1秒)

準佳作

『小春日和 』

宇田川洋二

鳥取県江府町(1月10日)

例年と違い雪がなく、棚田から霧が立ち上っていたとのこと。気付いた瞬間を逃さず撮影しました。(ニコンD850 28~300ミリ f9・5 1500分の1秒)

準佳作

『ジャンプ 』

春名サトミ

滋賀県、琵琶湖の沖島(1月12日)

ネコが跳ぶタイミングをどうして計ったのでしょう。なかなか撮れない絵柄です。(ニコンD750 24~120ミリ プログラム撮影)

準佳作

『レンコン掘り 』

下古谷孝夫

姫路市(1月10日)

水に漬かってのレンコン掘りは寒風の中なまやさしい作業ではありません。冬の厳しさが伝わる一枚です。(ニコンD7100 18~140ミリ f6・3 1000分の1秒)

準佳作

『いつまでも薄化粧 』

北本重安

養父市別宮(1月18日)

暖冬で積雪の少なさに作者は春の田植えを心配しています。背景の氷ノ山の薄雪が象徴的です。(キヤノンEOS6DマークⅡ 24~105ミリ f13 320分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『願いが叶いますように 』

林由喜夫

準入賞A

『過保護 』

馬場和正

準入賞A

『争奪戦 』

藤本十四男

準入賞A

『乱舞 』

山口康博

準入賞A

『幸せな一時 』

高橋三吉

準入賞A

『天日干し 』

三木操

準入賞A

『三分間の奇跡 』

森川清美

準入賞A

『日本の道百選の裏通り 』

村上正幸

準入賞A

『初笑い 』

寺坂好司

準入賞A

『大漁 』

谷口夋一

準入賞B

準入賞B

『初日の出 』

山﨑正晴

準入賞B

『孤独な演奏 』

大橋徹郎

準入賞B

『嵐の海峡を行く 』

原俊彦

準入賞B

『舟屋の里 』

田口俊彦

準入賞B

『孫たちと幸せを願って 』

市嶋久資

準入賞B

『一瞬の美しさ 』

砂川美喜

準入賞B

『書き初め上がれ 』

松井睦明

準入賞B

『良い事有ります様に 』

明野敏行

準入賞B

『小雨の平福土蔵群 』

水船輝治郎

準入賞B

『満ち潮 』

金岡光春

カメラアイ

ディテールとリアル感

 先日テレビ番組で、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使し、写真と見まがう精巧な画像を作っている日本人クリエイターを紹介していました。

 ハリウッド映画「スターウォーズ」最新作に出てくる宇宙船のCGも担当したとのこと。驚かされたのは、細部(ディテール)への徹底的なこだわりが生む現実感。

 一見しただけでは役割さえ判別できない部品の画像を大量に作り、寄せ木細工のように組み合わせていくと、空想上の絵にすぎなかった宇宙船が実在する物体に見えてくるのです。

 これって意外に写真の世界に置き換えられそうです。

 写真は被写体の表層を写し止めるだけです。しかしどんな被写体でもディテールで構成されています。物体は多くの部品からでき上がり、生物の体を作るのは複雑な遺伝子の組み合わせでしょう。

 こうした目に見えないディテールや背景を連想させる写真ほどリアルさが際立ち、人の心を捉えるに違いありません。写真表現を深めるヒントにしたいですね。

(映像写真部 三津山朋彦)


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