正平調

時計2020/09/11

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作家の車谷長吉さんがあるエッセーで告白していた。プロ野球の巨人が負けた翌朝の新聞を読むのは愉快である-と。うなずくアンチの面々が目に浮かぶ。ひいきのチームが下位に沈んでいたら、なおさらのことかもしれない◆「強者敗れたり」とたまの敵失に手をたたいて留飲を下げる。それはうっぷんのたまったファンの楽しみ方であって、ほくそ笑んで次の敵失を待つだけのチームに「自力優勝」の文字はない。野球に限らずとも◆「安倍1強」チームが7年8カ月にもわたって独走できたのは、「自力」の存在感をなかなか示せなかった野党によるところ大でもあろう。離合と集散を繰り返して再三の敵失を生かせず、与党にはなめられた◆きのう、新代表に枝野幸男氏を選んだ合流新党は「政権を狙う」という。その気概やよしだけど、党名は「立憲民主党」のまま。これまでとは何がどう違うのか、多くの人の「?」に言葉と行動で答えてほしい◆「国民に好かれたいなら野党の政治家になれ。嫌われる覚悟があれば政権政党の政治家になれ」と竹下登元首相の語録にある。といっても、新党がまずは明確な選択肢を示さないと国民は好きも嫌いも選べない◆スポーツでも政治でも読みたい記事は-。「実力伯仲、いい勝負」2020・9・11

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